蔵王の歌
https://www.youtube.com/watch?v=HeYkDo7S82E
作詞・作曲 刈田 仁さん、白鳥音羽さん
1
我等歌とう 陸奥(みちのく)に
奇(く)しき山あり 真(げ)に山の王者「蔵王」
ああ燃ゆる火を 胸に抱きて
ああ地に黙す ここに幾年(いくとせ)
熱き想いの 胸に激しく 絶えてゆくもの
この山に 我等夢あり
2 我等歌とう 陸奥に
愛(は)しき山あり 忘れじの山よ「蔵王」
ああ国分けて 陸羽(りくう)の空に
ああ別れ咲く 二つの愁い
若き命の 胸に激しく 深ければこそ
この山に 我等歌あり
3 我等歌とう 陸奥に
蔵王の嶺の 白銀(しろがね)の華よ「樹氷」
ああ人の世の 聖(きよ)き界(くに)ぞと
ああ若人の 泣きて慕いし
樹氷の山の 胸に激しく 我を呼ぶもの
この山に 我等祈らん
どこまでも君の友だち
むかしむかし、山の中に赤鬼と青鬼が住んでいました。
赤鬼はとても優しくて、人間と友だちになりたいと思いました。
赤鬼はお家の前に立て札を立てました。
「ボクは礼儀・正しい鬼です!どうか中に入ってボクと一緒にお過ごしください!お茶もお菓子も用意しています!」
だあれも来ませんでしたから赤鬼はとても悲しくなりました。
青鬼は赤鬼に「なんとしても人間となかよしになりたいの?」って訊ねました。
赤鬼は「人間と友だちになりたいの・・・」って答えました。
「いい考えがあるよ」
次の日、2人は人間のいる村に行き、藪の中から毬で遊んでいる子どもたちを眺めました。
突然、青鬼は藪から飛び出し、「わしはお前たちを食べるために山からやって来たんだ」って叫びました。
子どもたちは青鬼から逃げようとしました。でも1人の女の子が捕まえられてしまいました。
女の子は「誰かわたしを助けて!!!」」って泣き叫びました。
そのとき、赤鬼が青鬼の前に現れ、打ったり蹴ったりするまねをしました。
青鬼は「女の子を放すから、もう打たないで!」って叫びました。
青鬼は急いで逃げていきました。
その夜、村人たちは赤鬼のためにパーティーを開いてくれました。赤鬼は大変・喜びました。
パーティーが終わり、真っ暗な真夜中。
赤鬼はお礼を言いたいと思って青鬼の家に急ぎました。
でも、ドアーを叩いても何の返事もありませんでした。不思議に思って、ドアーを開けてみました。
テーブルの上にあった紙を見つけました。それは青鬼からの手紙でした。
それには「赤鬼くんが人間たちと友だちになれたことでボクは本当に本当に嬉しい。ボクはこの山を後にしようと思います。というのは、ボクがまだここにいて、そして2人が友だちだって分かれば、村人たちは赤鬼くんを憎むでしょうから。ボクのことは大丈夫。何も心配することはありません。・・・どこまでも君の友だち・・・さようなら」って書いてありました。]]
犬じゃないぞ。ライオンの子っこだぞ!
写真のうちの娘は5歳で、名前は「プチちゃん」と言います。
もともとは子どもたちが飼っていたものですが 、(人間の)赤ちゃんが生まれるからとのことでよこされたものですが、預かるのも3週間だけだろうと思っていたのが、もう間もなく4年半にもなろうとしています。
いまではすっかりとうちの一員に成り切っています。
毎日、近くの河川敷公園に散歩に連れて行きますが、吠えたり噛み付いたりしないものですから、すぐ子どもたちが寄ってきます。
そのようなときは
「犬じゃないぞ。ライオンの子っこだぞ!」
って言うと、決まって
「うえ~」って返ってきます。
とっても可愛いプチちゃんです。